分析3 ボボボーボ・ボーボボ(漫画版)
ただしつけもの、テメーはダメだ
最も覚えている台詞がこれ。
金髪アフロのグラサンマッチョ主人公が鼻毛で戦うギャグ漫画。
書いていて何も違和感を感じないのが恐ろしい。
鼻毛で戦うってなんだよ! と、読み始めたばかりの初な自分は思っていた。しかし、読み進めていくとそんなものはどうでもよくなる。
それほどギャグが多いのだ。この漫画は。
で、分析がこれだ。
やはりギャグが大きい。しかし、ほとんどではない。
まず、真拳とは何かだ。
この漫画には主人公を含め、様々な真拳使いと言われるキャラたちが出てくる。
例をあげると、鼻毛を使った《鼻毛真拳》、オナラを使った《オナラ真拳》、バビロンの力を使った《バビロン真拳》など、よく分からないものまである。
この真拳が楽しみだった。
毎回、新しい真拳使いが出てくる度に、今回はどんな技を出すのだろう、どんなモチーフなのだろうと、ワクワクしていた。
そう、この漫画はギャグだけではなく
バトル漫画のノリで読めるのだ!
大筋のストーリーもあるため読みやすいし、ピンチからの逆転! なんて熱くさせる展開もある。
正直、初期はともかく、最終的にはこの漫画、鼻毛はそこまで重要ではない。
だが
鼻毛が無いボーボボはボーボボではない。
そう言えるだけのインパクトは最後まである。
不条理ギャグとバトルものを合わせた漫画『ボボボーボ・ボーボボ』。
続編はいいですから、アニメの続きをやってほしい。
以上、ぎんぺーでした。